1970年から放映されていた、超人気ボクシングアニメ、「あしたのジョー」からのお題。
「立て! 立つんだジョー!」 の名台詞は”丹下のオッサン”こと、”丹下段平”のセリフ。
今回の名ゼリフ、明らかにいつもより簡単な為、さすがの某翻訳サイト君も多分ちゃんと訳してくれるんだろうなぁ~
つまらないなぁ~。
なんて思いつつ、かけてみたら・・・・
Stand! it stands — Joe
ワハハハハ!!
もはやここまでくると、誰かが意図的に変な風に翻訳されるように仕組んでるとしか思えない!
しかし、なんでこんなで出る??ちなみに翻訳サイト君の翻訳を無理やり英→日に翻訳すると、
「Stand! → 立て!」 ふんふん、ここまでは完璧!
「Joe → ジョー」 ほぉほぉ、これもいいじゃない。
「it stands → それは立つ」 ん? なんですか? 「それは」ってどれ???
ちなみに、「as it stands」 っとなった場合、「現状のままで」、「そのままで」っという意味を持つ。
もしかしたら翻訳サイト君は、「立て!立つんだジョー!」 を、一回立ってから、そのまま立ちっぱなしのジョーを想像したのか?
そうであるならば、非常におしいところまでいっていたのだが。
翻訳サイト君は相変わらずイイ働きするなぁ。期待を裏切らない!
さて、今回のセリフをちゃんと訳してみよう。
まず出だしの「立て!」 コレは翻訳サイト君と同じく 「Stand!」で良いだろう。
この後の「立つんだ」 の部分。 「立て!」と同じく「Stand!」を使ってもいいのだが、そうなると、
「Stand! stand Joe!」
っと、微妙にヘンチクリンである。
もっと自然な英語に近づける為、2度目の「立て」 は「Stand up」を使いたい。
そうすると、今回の名ゼリフ 「立て! 立つんだジョー!」 を英語にしてみると、
Stand! Stand up Joe!
っとなる。
あなたの同僚がもし、
いつもノルマを達成できず、今日もちょっとイジわるな年下の課長にイビられ落ち込んでおり、
唯一の楽しみであるお昼休みに公園で愛妻弁当を食べていたが、
一番大好きな卵焼きを最後に残していたのにうっかり落としてしまい、
洗っただけではもはやどうする事もできないほど汚れてしまい、
もう立ち直れないほどのショックを受けて座っていたベンチからずり落ちてしまったので、
「立て! 立つんだ●●!」っと言おうとしたが、
ここは英語で言ってあげた方が心にしみるかな?
なんて思った時の為に覚えておこう!
Stand! Stand up Joe!